私の仕事のチームは以下のメンバーで構成されている。
塔子さん:生粋の宝塚好き、宝塚だけでなく、少女漫画的なロマンチックなものが好き
素子さん:塔子さんと同じく宝塚好き、あとピンクのものが大好き
笑子さん:チーム一番のお姉さんでグルメと美容情報に詳しい
栄子さん:個性的なメンバーをまとめてくれるチームの要
私:チーム内最若手(でも31歳)
(プラス課長もいるが、実質業務をこなすメンバーは上記)
元々一緒に仕事はしていたものの、
4月からの人事編成でしっかりとこの5人のチーム体制で仕事をすることになった。
みんな個性と我が強い。
ヤマトナデシコはどこに行った?と自分を差し置いて疑問になるほど。
そんなメンバーなので4月当初はなかなかうまくいかない事もあった。
新体制(チーム体制)に個人プレイを得意としてきた我々は馴染めなかったのだ。
とはいえ、栄子さん掛け声の下、ここ最近ではなんとかうまく回るようになってきていたのだった。
それは笑子さんのなんでも受け止めなんでも受け流すおおらかな性格も大きいところだった。
そうして我々は仕事中だけでなく休み時間や就業後なんかも
一緒にご飯を食べたりおしゃべりしたり、恋の話や旅行の話、いろんな話をする仲になっていた。
が、ここにきて、10月の人事発表。
まさかまさかの笑子さんの異動。
チームというのは不思議なもので
当初うまくいかなかった分、最近では結束がより強固になっていた。
栄子さんは人事発表があってすぐ課長に掛け合っていた。
涙ながらに
「私がこの半年チームをまとめてこれたのは、なんでも気軽に話を聞いて受け入れてくれる笑子さんの力が大きかったんです。
今はうまくやれるようになったとはいえ、他の(我が強く、自分のテリトリーを守ろうとする)メンバーをまたまとめ上げるのは
かなり…うっ…どうして…・(以下涙で会話出来ず)」
そんな栄子さんの姿を見て、私、塔子さん、素子さんも涙。
そして、自分を惜しんでくれているみんなの姿を見て笑子さんも涙。
「私もこのチームが大好きだったの…みんなと一緒にいるのが楽しかった…」
まさに青春。
遅すぎた青春。
でももちろん、会社の決定に私たちは逆らえない。
10月から笑子さんは別の場所へ行ってしまう。
徒歩10歩の隣のグループへ。