2012/09/03

真っ暗の草子


夏はあけぼの。
だんだん白くなっていく窓の外、鶏代わりの新聞配達の音を聞いて慌ててゲームのスイッチを切るのが良い。
今日もよく戦ったなぁ。と心地よい疲労感と共にベッドに潜り込むのが至福の時だ。
冬だと外が明るくなるのが遅いのでうっかりすると、うっかりしてしまう。


酒は夜。
昼間から飲むのもそれはそれで良いが、やはり一仕事終えてから飲むビールは格別だ。
気兼ねしない友人たちと、前もって約束していた訳でなく、なんとなく暇だったから集まった。くらいの会が特にいい。
お酒がなくても楽しく喋れるが、お酒が入った夜はTHE大人の遊び。という感じがして、歳を取るのも悪くないな、と思う。


青春は夕暮れ。
夕日の中照らされるカップルのシルエットほど心くすぐるものはない。
また、オレンジから紫に変わる途中の空を背負って
部活帰りらしい大きなバッグを持った男子学生たちが、買い食いなどをしてじゃれ合いながら帰る姿も
私の中の青春魂が揺さぶられる。
夕暮れというと何やら寂しい感じもするが、青春まっただ中の彼らがいると夕暮れも眩しいくらいだ。


男は勤めて。
スーツ姿が良い。黒縁メガネをかけていると、なお良い。
普段は私服で働いている人が、何か重要なお客さんに会えねばならないとかで
たまに着てくるスーツ姿も良い。
とにかくスーツが良い。お尻が小さいとなお良い。